丸いほど弾力性があり長持ちします。

い草の先が丸く実入りが良い。

粗悪なものは楕円につぶれています。

色が均一で綺麗にそろっています、長いい草を使っています。

細く白色をしています。

古い芽が混じると色が均一でなく赤や茶色が混ざります。

茎も太いもの、細いものバラバラに混じります。

均等な太さの茎で実が入って堅く、表面は弾力性がある。

変色したい草の混入がなく、畳表全面の色調が特に良好で「特等」の格付が

なされている畳表です。厳しい検査を受け、検査に合格した畳表には検印が

押され、品質が保証されてます。

品質の良くない、やや荒めに織られた畳表は凸凹の山が低く溝が浅い。

色調等で茶色などまだらが目立ちます、い草も短く長さもそろっていません。

　※上質の畳表にはヘリの部分と真ん中の部分に色の差がないものです。

　　　このため長いい草を利用し径糸（たて糸）も綿糸より麻糸が高級とされています。

新調のたたみをカラ拭きするとタオルに色が着きます。

着色していればタオルが緑色になります。

無着色の表だと茶褐色か灰色にタオルがなります。

茶褐色は広島の山の泥の色です（備後染土と呼ばれています）。

灰色は淡路島の粘土の色です。

染土にはおもにこの２種類が使われています。

　経糸　（たて糸）には、マニラ麻糸、麻糸、綿糸、化繊糸があります。